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交流サロン・認知症カフェの笑顔のヒント!

地域の交流サロン・認知症カフェ・デイサービスのための

笑顔のヒント

5.高齢男性の居場所はどこに?







「心が動くものは…」

〜いくつになっても、好奇心を持ち続けましょう〜



地域を中心としたサロンなどの交流の場で

楽しそうに過ごしているのは、圧倒的に女性が多いように思います。

運動を中心とした目的の集まりやサロンに、

男性の姿がありますが数は多くありません。

サロン運営課題に
「男性の参加率を上げたい」

「どういう活動だと参加してくれるのか?」
がいつも出てきますが、

これといった解決策は見つかっていないようです。

それでも動けるうちは、それぞれ好きな方法で時間を楽しめると思います。

だんだんと高齢になり体力も少し落ちて移動も大変になる男性は、

どんなところが居場所になるのでしょうか?

周りを見渡してみると…老人会・自治会など地域の役割を担う会 、

グランドゴルフなどスポーツ組織、 囲碁、将棋、麻雀などのサークル…

あと飲み会? などは比較的集まっているように思います。

男性、女性関係なく人と関わることが苦ではない方は自ら、

居心地のいい場所にたどり着きます。

そして、いい時間を楽しむことができるのだなぁと思います。

人付き合いがあまり得意でなくとも、

自分の興味のある事なら進んで参加するのだと

感じた活動がありましたので、ご紹介します。

パソコンサロンです。自分のパソコンを持ち込み、

普段操作してわからないことなど講師役のメンバーに

聞いたりお互いに教え合ったりする。

その間お茶したりは自由というサロンです。

活動は平日の夜7時から9時まで。

高齢者の集まりにはあまり聞かない時間帯ですね。

パソコンも持ち込みらしく、一体どんな人が集まってくるのだろう…?と、

興味がわいたので見学させていただきましたので活動をご報告します。

集まってきたのは、60代後半から70代後半(80代?)と

いう男性中心15、6人。

参加者の皆さんは自分で運転して来ます。

パソコンのレベルは、超初心者から動画に音楽を

入れられる人まで幅広いようです。

このサロン、中心になって教えているのは

70代男性と60代女性。若い方も少し、指導に入っています。


パソコンを指導しているお二人と…




参加者の皆さんです


指導の女性が手作りのテキストを作ってくれるので、

特にこれをしたいという事がない初心者は、

ゆっくりパソコンの練習をします。

そこそこパソコンが出来る方は写真の整理や、

画像の加工を学びたいという方が一番多いようでした。

もちろん写真のモデルはお孫さんとか、奥さんです。





「これをやりたい」という心が動ごくのは、とても大切。

活動時間や場所も、大きな問題にはならないようですですね。

わたしにも答えなどありませんが、

まずは心が動くものを探してみましょう。

心が動き参加したら、やがて交流につながるもの…。という事でしょうか。

解決策が見つかったというお知らせを耳にしたら、

またご報告いたします。








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地域の交流サロン・認知症カフェ・デイサービスの

【笑顔になるヒント!】

1.笑顔体操

2.ミニサロンを開いてみました

3.長年続いているサロンには、秘訣があります。その1
「もぐもぐ、ぺちゃくちゃ、にこにこ」


4.長く続いているサロンには、秘訣があります。その2
「どーぞ、どーぞ。」


5.高齢男性の居場所はどこに?




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